香研究会 IRI

日本の香道という枠を超えて、世界のお香・香文化の歴史の調査研究、香木・天然香材の供給の実態調査、お香の薬効を科学的に解明する活動を行う。お香を通して、人と人・古代と現代・東と西・アートとサイエンス・伝統と革新・天と地をつなぐというテーマで、自然の恵みへの感謝とともに、心身のウエルネスと魂の成長、平和な社会と地球環境への意識の向上を目指す。

西洋で生まれたアロマセラピーに関する研究はすすんでいる一方で、東洋のお香に関する調査研究はあまり盛んではない。インセンスと呼ばれるお香の文化は古代文明の時代から世界各地で存在していたが、現在はそのほとんどが忘れられつつある。科学的実証とともに、古代から継承されてきたお香の良さを見直し、ストレス社会と言われる現代社会の要請に応じたお香の活用を探求する。

●サロン活動

聞香会とお香づくりの講座を定期的に開催する。

●オマーン大使館イベント

オマーン大使館で乳香を使ったオリジナルのお香を紹介するイベントを開催する。

●オリジナルのお香の開発

渡辺えり代が考案した熟香®（生花を使い、発酵・熟成によって生まれるお香）と祥香®（祈りをこめてつくるお香）を世界に向けて発信する。

●香道具の開発

香炉・香合など、香道具の開発を行う。

●沈香・乳香・各種香原料の現地調査

沈香・乳香・琥珀をはじめとする各種香原料の産地の現地視察を行い、講演会を開催する。

●教育活動

香スペシャリスト養成講座・祥香®アドバイザー養成講座・熟香®研究講座を行う。

●海外での活動

聞香会とお香のレクチャーを海外で定期的に行う。

渡辺えり代

東京薬科大学名誉教授 指田 豊先生・筑波大学名誉教授 池田裕先生